久しぶりに実家へ帰って思った事
こんにちは!
数秘学カウンセラーの戸田朱美です。
先日久しぶりに実家に帰りました。
久しぶりと言っても半年ぶりなのでそんな日にちが経っている訳ではないのですが。。。
私は結婚するまで実家暮らしでしたし、結婚してからも新居は実家からスープの冷めない距離でしたので週に何度も実家に帰っていました。
今思えば心理学でいう「お嫁に行ってない問題」に当てはまります。
結婚したけどココロは子供のままでした。
今回はその話ではないのでおいといて。
約3年ほど前私は実家から一時間程度の場所へ引っ越して、2度目の離婚問題が起こります。
私は離婚問題を解決するために心理学の勉強を始める中で、ずっと生きづらい人生を送ってきたことに気が付くんですね。
で、カウンセリングなどをしながら過去を思い出していくと、そういえば私の実家は父、母、父方の祖母と毎日喧嘩の絶えない家だったなぁ。
怒鳴りあいの声が聞こえるたびにハラハラしていたことを思い出します。
そんなことを思い出していくと
あれ?
わたしの生きづらさの根本の原因は
実家が原因大だったやんけー!!
と悟ったのが約2年ほどまえ。
その時から遅れてきた両親への反抗期がやってきました。
今までまめに帰っていたのがだんだんとヘリ、今年は初めてお正月は実家に帰らず過ごしていました。
もう一つ帰りずらかった理由がありました。
もう旦那さんと一緒に住んでいない事をまだ話していない事です。
帰るたびに旦那はどうしてる?向こうのお母さんは元気か?と聞かれることが憂鬱でこれも足が遠のいていた理由です。
ただ、足が遠のいていた間コロナウィルスの影響で帰ることがためらわれたり、実家で飼っている犬がもう老犬になっているので元気にしているだろうか?とか環境の変化や気になる事柄が出てきました。
そんな時父から
「パソコンの使い方がわからないので実家に帰ってこれますか?」
との連絡有。
「予定があるから帰れん」
と伝えることはできたのですが、ここで一度帰らないと本格的にまた先延ばしになると思ったので、実家に帰ることにしました。
旦那さんともう一緒には住んでいない事を話そうか迷いましたが、まだその話をしても両親を不安にさせてしまうばかりだと思って今回は旦那さんの事を聞かれても今まで通り「元気にしているよ、仕事が忙しそう」という感じで話そうと思いました。
さて、実際に帰ってみると母は嬉しそうにしているし、父も嬉しそうです。
飼い犬はだいぶ年老いて弱っていました。
本格的な夏が来て飼い犬の体力が減る前に会えてよかったと思ったんです。
さて、そもそも私はどんな感情を感じたくなくて実家に帰らなかったのかなぁと思ったのですよ。
最初は遅くにやって来た反抗期で引っ越すことにより実際の距離も遠くなり都合がよかった面もあります。
母から父の愚痴を聞くことがうんざりしていたり、父のデリカシーの無い言葉をききたくないという気持ちもありました。
でも離婚の話が出てからも二か月に1回位のペースで帰っていたんですね。
本格的に帰りたくなくなったのは旦那さんが帰って来なくなってからです。
おや!?
旦那さんの行動とリンクしている(◎_◎;)?自分。
家族に対してのラインはもともとあっさりしていて友達などに送る♡とか🎵などの絵文字もあまり入ず、用件のみだったのですが、この頃から急激に両親に対して既読無視や「わかった」「ありがとう」の返事のみとなっていきます。
おや!?
これも旦那さんの行動と一緒だぞ(◎_◎;)?
ということは私は旦那さんから受けた行動をそのまま両親にぶつけていたんですね~
なんてこった!
じゃあなんてそんな事をしていたのだろうか?
と考えたらもちろん今までの喧嘩ばかりの実家に対して
「私が生きずらいのはおめーらのせいなんだよ。ばーか」
という気持ちも山ほどあるのですが、思い当たるのは
先ほどの文章の中に
>もう一つ帰りずらかった理由がもう旦那さんと一緒に住んでいない事をまだ話していない事もありました。
帰るたびに旦那はどうしてる?向こうのお母さんは元気か?と聞かれることが憂鬱でこれも足が遠のいていた理由です。
と書きましたね。
両親に本当のことを話せないということ。
家に帰ることでなんだか申し訳ない気持ちになってしまうこと。
また、両親に心配をかけてしまうとおもったり、そんなことなら早く実家に帰って来なさいと言われること。
そしてまだどうしたいのかはっきり決まっていない私に「これからどうするの?」と聞かれることがとても困るのです。
こんな感情を感じたくないから実家から私は足が遠のいていたんだなぁと思ったんです。
こんな自分を幸せに感じないように感じる感情を罪悪感といいます。
心理学的に掘り下げてみるともう少しあると思いますが、この記事では罪悪感を掘り下げてみましょう。
この罪悪感は旦那さんが私に感じていた感情と同じなんだろうか?とふとおもったんですね。
罪悪感にもいろんな種類があります。
その中の一つに「親やパートナーの罪悪感をコピーして自らの物と扱っているケース」があります。
感情をコピーしている相手を助けたいという気持ちが強いんだそうです。
別に旦那さんを助けたいなんてこれっぽっっっちも思っていないのですが、潜在意識が感じていることなのでわたしがあずかり知らぬところで私の感情は動いていたのかもしれません。
私は両親に対する感情を通じて旦那さんが私に感じている感情を理解したかったのかなぁと思ったのです。
あんなに重い感情ならそりゃラインの文章も短くなるし、時々しか連絡したくないよぁ。
なにかきっかけあったりや誘ってもらえないと会うこともためらってしまうかもと思いました。
旦那さんとの関係が思わしくない時、同時に実家との関係ともギクシャクしてしまっている方は一度、ココロの中を掘り下げてみてもいいのかもしれませんね。
で、
ホントはこんな心理的な記事を書きたかったわけではないんです。
なぜか書いていたら罪悪感の話になってしまいました。
書こうと思っていた文章をお届けしますのでお時間あればもう少しお付き合いくださいませ。
>さて、実際に帰ってみると母は嬉しそうにしているし、父も嬉しそうです。
ここから時間を巻き戻してみましょう。
母は
「久しぶりに今日はフライよ」
と言って台所へ
父は
「メダカが増えたぞみるか?蛍もいるぞ」
と言って趣味で飼っているメダカを見せてくれたり、蛍の幼虫を放している蛍の池や水槽を見せてくれました。
メダカは以前は甕が3つくらいだったのが、10個ほどに増え・・・
メダカに加え蛍の養殖という趣味がまた増えていたのでした。
そういえば烏骨鶏も一匹だけ飼っているのだけどまじまじと見たのは初めてでした。
烏骨鶏かわいかったです。
よくお役所の広報などにどこかの池に蛍を放しましたって記事を見たことありませんか?
あれって、お役所から委託された人(私の地元では定年退職した学校の先生などが多いらしい)がお家などで養殖している蛍を放すんだそうです。
夜には蛍も一匹だけですが、光るのを見ることが出来ました。
来年もまた増える様にいろいろと実験をしていくそうです。
父は仕事を辞めた後はどうするんだろうと思っていましたが、田舎のジジイは多趣味だなぁと我が父ながら初めてリスペクトが入ったのでした。
その日はご飯を食べて早々に家に帰りましたが、よく
「親孝行はしたい時に出来ないからやれるうちにするといいよ」
などご年配の方からアドバイスをいただくことがありますよね。
反抗期中は
「そんなこと言っても帰りたくないんだからしょうがないよ」
とココロの中で反発していました。
でも、帰りたく無い反面、年々年を取っていく両親に対して元気で過ごせるのはいつまでだろうか?という不安もココロのどこかにあるんですね。
今回久しぶりに帰ったことをきっかけに、父や母といろいろと話すことができました。
大きかったのはカウンセラー活動をしていること、それで少しカウンセリング料を頂けるようになったと伝えることが出来たことです。
自分の事を少しでも話したことで多少安心してもらえるといいなぁと思います。
いずれは実家良いなぁと安心して過ごせる様に思えるようになるといいなと思います。
と、久々の近況報告でした(*'▽')